不思議の国のアリス飛び出す絵本

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飛び出す絵本の魅力

不思議の国のアリス」が大好きな方はたくさんいらっしゃると思います。

もちろん、私もその1人。

飛び出す絵本も子供の頃に初めて見たのですが、いまだにその時の感動を

忘れることができないくらい鮮烈でした。

私が初めて手にした飛び出す絵本は「魔法のマコちゃん」。

まだ、5歳前後だったと思うのですが、テレビアニメで観るのとはまるで違う

飛び出す絵本で観る「魔法のマコちゃん」の世界に夢中になったものです。

人魚になったマコちゃんが水中で吐き出す空気の泡に、なぜかとっても

感動した記憶があります。

アニメも視覚から入るものに違いないのですが、同じ視覚から入るものでも

漠然と観ているだけでも良いテレビアニメと、実際に目の前で立体的に見える

触ることができる、という違いは相当大きいようです。

自分が経験していることなので解るのですが、飛び出す絵本は子供の情操教育や

親子のコミュニケーションツールとして、とても優れていると思います^^

飛び出す絵本 不思議の国のアリス

飛び出す絵本といえばロバート・サブダさん、というくらい有名な

ポップアップ作家でありペーパーエンジニアでもある、飛び出す絵本の第一人者。

ファンタジー小説の双璧「オズの魔法使い」の飛び出す絵本も手がけています。

そのロバート・サブダさんが作り出した、不思議の国のアリスの飛び出す絵本は

登場人物やそれぞれのキャラクターの持ち味が生かされ、とても精巧な作り

アリスが不思議の国で、ハートの女王を怒らせ兵士達に追われるシーンなど

子供はもちろん、大人の方でも充分楽しめると思います。

ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の原作に忠実に作られているうえ

ヴィクトリア朝風の覗きからくりがあったり、多面的な作り方をしているため

視覚的な楽しみだけでなく、あれこれ触って楽しめる仕掛けがたーっぷり。

原作の「不思議のアリス」同様、何度でも手に取り、読み返したくなる一冊です

飛び出すページだけではなく、お話だけのページにもちゃんと楽しい仕掛けが

ほどこされているので、子供より大人のほうが楽しんでしまうかも?^^

「不思議の国のアリス」の挿絵画家ジョン・テニールの描いた、独特でクラシカルな

雰囲気たっぷりのイラストが、ポップアップになって触って、見て楽しめますよ。

不思議の国のアリス

不思議の国のアリス(Alice's Adventures in Wonderland)」は、ルイス・キャロルの

ペンネームで、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン先生が

1865年に書いた児童文学書です。

この「不思議の国のアリス」が、初夏の昼下がりにボートに乗っているとき

一緒に乗っていた3人の姉妹のために、即興で作った物語が元になっていることは

有名なお話ですよね。

その後、物語の主人公だった二女、アリス・プレザンス・リデルという少女に頼まれ

お話を文章にし、ルイス・キャロルみずから挿絵を描いて「地底の国のアリスの冒険

(地下の国のアリス)」として、アリス・リデルにプレゼントします。

この「地下の国のアリス」は、友人の児童文学作家ジョージ・マクドナルドにも

送られていて、強く出版を勧められましたが、キャロルはその気がなかったようです。

しかし、マクドナルドの息子が「こういうお話ならたくさん読みたい」と言った

一言から出版を決意し、倍近くの文章を加筆、ジョン・テニエルにイラストを

依頼して「不思議な国のアリス」が出版されました。

人間の言葉を話す動物やトランプたち、誕生日でない日をお祝いする帽子屋など

摩訶不思議な登場人物や世界観が、何とも楽しい物語になっています。

「不思議の国のアリス」には「鏡の国のアリス」という続編も出版されていて

ディズニー映画の「不思議の国のアリス」など、『不思議の国』と『鏡の国』の

両方を合わせた映画や本もいくつか製作されています。

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